久しぶりに残業して帰宅すると、まいさんはお休みだったので、たきがは、面倒だったので外食。日曜日にカレーを食べたばかりで、元来それほどカレー好きというわけではないはずなのに、無性にカレーが食べたくなり、ガ○トのカレーには食指が動かなかったので、か○やでカツカレーを食す。
カツカレーというのは、よほど腹ぺこで、よほど食べたい時でないと食べられないものだ。でも、この組合せを思いついた人はぶらぼーな発想だなーと賞賛して差し上げたい。
帰ったら10時。まいさんが起きてきたのでいつもの添い寝コース。
きっちり3時間お休みでした。
昨日の忙しさがとたんに暇になる悲しい職場。
たきがは、今日は7時台の帰宅。
まいさんが起きていたのでいつものコース! と思いきや、まいさんがなぜか指をかじかじ。
痛い、痛いっす。まいちん、たきがはの指はとりあえず食わんといてや。
皮までむけた。
何があったのか、まいさん。
といつもなら、それでも3時間ぐらいは爆睡できるまいさんだったが、今日はよほど腹ぺこだったのか、またしても出てきて、指をがじがじ。
わかった、わかったよ、まいちん。ご飯にしようよ。
まいさんは豆腐とブロッコリーをいただき、速攻でおやすみ。
たきがはの指をかじりたいほど腹ぺこだなんて、蓄えたご飯の意味って、なに?
デジカメで撮ったのを六切りの写真にしてくれるそうだ。価格は1枚525円(税込み)だ。
「毛のいぷぽむいぷぽむ」を六切りにしてもらった。
昨日頼んで、今日取りに行った。
「これでいいですか?」
店のおじさんはのたもうた。
「ええ!」
うなずくたきがはの眼差しはきっと爛々と輝いていただろう。
何を思ったか、たきがは、洗い物をしながら、フードカッターの刃に親指の腹を押しつけやがった。
時々、こういう意味不明な危ない行動を取るのだ。
包丁を洗っているのに刃に指すべらしたり。
根がそそっかしいたちのたきがはは、自分の流血沙汰には慣れっこになっているので、多少の流血では慌てず騒がず、黙って絆創膏を巻くのだが、今回の傷は深かった。
いつまでも血が止まらず、絆創膏のガーゼもあっという間に飽和状態。
このまま朝まで出血が止まらなかったらどうしよー??
それは出血多量で死亡って落ちじゃあ?
というしょうもないつっこみをしつつ、絆創膏を取り換えること二度、奇跡的に見つかったパフ(綿?)を指に巻き、絆創膏で巻きつけ、あたふたとしたことであった。
しかも、まい・すいーと・はにー、まいさんが、今日は12時にお目覚めになって、いつものコースに突入。
馬鹿だよ、おれは。
寝る前に血が止まったのが救い。
今日もまいさんは12時まですれ違い。
今日はご飯だけかなーと思って、まいさん部屋の灯りをつけると、まいさんも起きてきて、たきがはの着ていたセーターにするすると潜り込んだ。
ええー! 今日もこれから添い寝コースですかい?
そのセーターはまいさんが初めて見るセーターなのだった。
実はたきがはの苦手なタートルネックなんだけど、着てるとあったかいし、我慢して風邪引きかけてるのも大変ばかばかしいので、着ていったのだった。
う゛う゛、鼻が詰まってきた。
まいさん、お休み中のところ、大変申し訳ないんですけど、起きてご飯にしてもらえませんかのぅ?
起きがけのまいさんはほんとに目が半開きだ。
このセーターの寿命も長くないかな、と思った。
まいさんの写真を六切りにしてもらったのは良かったが、元来が写真嫌いのたきがは家には、六切りの写真を即座に飾れるような額がなかった。だいたい、六切りというのがどれぐらいの大きさなのかわからないので(A4とかB5のサイズなどは職業柄知ってるんだが)、適当に100均で大きめの額を買ってきてみた。
合いません。
実は、まいさんの「べすと・しょっと」を撮った時から、カラープリントして、飾っておこうと思いつつ、額だけ買ってたのだが、未だに出力してなかったので、既に額があったのだがそれも合わなかったのだ。
今度はちゃんと六切り用の額を買ってこようと思った。
暑がりの寒がりの、20度くらいがベストな気温のたきがはは、冬はお風呂派だが、夏は風呂など見たくもない人である。しかし、最近は押し寄せる冷房のために、夏でも風呂派になりつつあるのだが、うちに帰ればまいさん部屋以外はエアコンなしのたきがは家。シャワーで汗流せれば上等なのであった。
しかし、夏は良くても今は初冬。風呂が恋しいたきがは家の風呂は前にも書いた、追い焚き機能無し。
それができるというのだ。床めくって配管なおしたり、風呂取り換えたり、そうそうたる工事(でも最大5日で終わるそうだ)なのだが、電気でも追い焚きできるようになったんだって。
ぶらぼぉー、TOTO。
たきがは、人生で2番目に高い買い物を決断した(1番は当然うちであるな)。しばらく貧乏でも遊べなくてもいいやと思った。
まいさん、そういうわけで工事中はうるさいかもしれんけど、堪忍してな。
3日連続で、12時から添い寝コース。
まいさん頼む。まじできつい。休みの前ならともかく、日曜日も12時起きというのはかなりきつい。
今日なんて7時から30分おきにチェックしてたのに起きてる気配なし。
しかし、まいさんにおねだりされて、どうしてたきがはが断れようか(反語)。いや無理だ。
でもなぁ。本来、はむこさんはクールな生き物。飼い主とのつきあいも犬や猫に比べるとあっさり、ドライ派。
わたし食べるはむ、あなたご飯くれる人、ってなもんだ。
たきがはのそばで3時間添い寝できるまいさんて、はむこさんの中ではかなりの少数派?? つーか、変わりはむ?
まいさん、たきがは、8時ぐらいに起きてくれるの希望しまふ。
今日は美容院に寄ったので8時頃の帰宅。
すると、まいさんは起きていたではあーりませんか。
まいちん、やっぱりたきがはが帰ってきたので目を覚ましてるでしょ?(かなり確信)
たきがはが帰ってくるのを待ってるでしょう?!(かなり怪しい)
おかげで今日は2週間ぶりにまいさんちが掃除できたよ。
2週間て基準は、実は普通は1週間のところをのばしているからなのだが、何でかって言ったら、掃除のたびに、まいさんの見事な巣もため込んだご飯もきれいさっぱり片づけられて(床材は1/3ぐらいずつお取り替え。2ヶ月に1度全取り替え)ご飯をあげても、ほお袋にご飯をため込んだまま、納得してないように新しいうちを出たり入ったりしているまいちんに、たきがは、忍びなく切なく申し訳なくなってしまったからなのだった(一文長すぎ)。あのくりくりの目で恨めしそうに(後ろめたいからそう見えるだけかもしれないが)たきがはを見上げるまいちんは、確かにうちがぶっ壊されて、ため込んだご飯がそっくりなくなっている原因が、たきがはにあるものと見抜いていると思うのだ。
それでたきがは、まずため込んでいるご飯は基本的に主食のみで、野菜は細かくしてため込むことはほとんどないこと、いちばん傷みやすいであろうチーズは完食、豆腐もうちには持ち込まないこと、まいちんはほぼ完璧にトイレを覚えたはむこさんなので(トイレ以外のところからお○っこの臭いがしない。廻し車でも風呂でもやらない。うちでやるなんてもってのほか)、臭くならないこと、などなどを理由にうちの掃除は2週間に1度にしたのだ。
それでも、2週間かけて作られた巣は半地下の見事な形状。その隅にはため込んだご飯。
ああー! まいちん、ごめんよー!!
たきがはは無情にスコップ(プラスチック製)を突っ込んで掻き出した。
はむこさんは忘れっぽいかもしれない。でも、まいさんは確かに、何かにこだわっているのだ。
今日もたきがはの帰りを待ち受けた(かなり怪しい)かのようにまいさん起床。騒がしいから起きた、でもいいんだけどさ。
しかし、まいさんのお休みポイントは今日もたきがはの右肘近辺。しかも本も持ち込み忘れたので、時間つぶしがちと辛い。
右肘の辺りは当然素肌(たきがはは暑がりの寒がりなので、ばばシャツは着ないのだ)なので、まいさんの濡れた鼻先がぴたっとかすめていく。そう、はむこさんの鼻先は犬猫のように濡れているのだよ。
ただし、まいさんがたきがはにぴたっとくっついて寝ているわけではないので、鼻がかすめる時はどうも起きて、様子をうかがっているらしい。起してごめんね、まいちん。
さらに今日は久しぶりにもっともっと攻撃。
でも、たきがは無念の説得をしたところ、まいさんはとっととうちにお帰りになった。ありがたいと言うか、寂しいと言うか。
かつてたきがはがアルバイターだったころ、工場に勤めておった。
昼ご飯は当然社食で食べるのだが、その工場、なぜかほぼ毎日、鶏肉メニューが手を換え品を換え並んでいて、しかも食べると実はみな似たような味で、仲良しだった社員のおじさんには評判がすこぶる悪かった。
しかし、非グルメをきどるたきがはは、実は毎日その鶏肉料理を食っており、毎日食っても飽きず、むしろあちこちアルバイトで工場行ったけど、ここのがいちばん旨いな、とまで思っておった。
ということを思い出したのも、たきがはお気に入りの定食兼弁当屋で、「メカジキの竜田揚げ定食」というのを食べたとたん、12月限定ということもあり、他のメニューに食指が働かなくなっちまったからなのだった。
いつも何食べようか、昨日は肉だったから今日は魚にしようかと迷っていたのに、ずーっとメカジキ食ってるのだった。魚は身体にいいと聞くし(何でもか?)。
気に入ると飽きるまで、というのは凝り性のO型のせいかなぁ。
ちなみに、まい・すいーと・はにー、まいちんは、3日と同じ野菜が続くと駄目である。まいさんのが、人間よりずっとぐるめなんであるな。
まいさんは、うちに帰ってまた寝たなーとたきがはが油断していると、時々鼻先とか、場合によってひげの端だけ外をのぞいていることがある。
たきがはがいなくなったことは、部屋の灯りが真っ暗になれば、わかっているのではないかと思っているのだが、そうやって、まいさんが鼻先だけとか、さらに頑張って目が見えるまで顔を出していたりすると、たきがは、腹減って腹減ってたまらなくても、眠くてもう寝ないと明日に差し支えがあるにしても、つい立ち去りがたく、まいさんが何をするのか見守ってしまうのだった。
まいさんはじらすのが上手なはむこさんである。
まいさんは、うちの中に野菜を持ち込んで、中で食べる。
先日などはいくらサツマイモをたきがはが出しても、断固うちに持ち帰り、しかも堂々と入口をふさいでいたので、たきがはが負けた。もちろん、翌日にはしっかり捨てた。
今日も、まいさんはたきがはがちょっと水入れを洗いに立った隙に、サツマイモをドアのように入口をふさいで置いてござった。
まいさんはどうしてもそこがいいらしい。出入りのじゃまになるとは考えないらしい。
結局、出入りする時には入口の辺りに埋まってたり、さらに奥に持ち込んでいたりする。
はむこさんが野生では十数キロなど活動範囲を持っているという話を聞くが、動かないで済むのなら、けっこう省エネ生活がお好きらしい。
熱心に今日のご飯を回収するまいさんの背中が妙にたくましかった。
それは雄々しいってことか?
最近体重測ってないからなぁ。
でも、腰のくびれは健在。
万年冷え性のたきがはは、布団に入っても足先までなかなか暖まらないこまった体質。足が冷たいから眠れないとか、翌朝まで足が冷たいということは滅多にないのだが、寝しなはしょうがないので丸くまるーく。
球という形は体重の割に表面積が小さいので体温が逃げにくい。
小さい動物(まいさんとか、虫とか)は、体重のわりに表面積が大きいので体温を維持するのが大変と「ゾウの時間 ネズミの時間」という本で読んだ。
ちなみにその本によると、100gまでの生き物は落下速度と空気抵抗などなどの関係である程度の高さから落ちても無傷だとか(条件うろ覚えだが)。
まいさんはドワーフハムスターなので100gになることはあり得ないと思うのだが、ゴールデンハムスターの落下事故というのは、この100gという体重の境から来てるのかなぁーと思ったり。しかし、獣医でのドワーフハムスターの落下事故も聞くので、どうなのかと思ったり。
しかし、実験するなんてできないから、落ちないに超したことはないと思うのだが、今年は「大ハムスター峠」の出番はなさそうだな。
けっこうお薦めの本。
最近のまいさんは8時までお目覚めしないとそのまま夜中までぐっすりこん、らしい。
という事実を踏まえてたきがは、連日の定時退社。
案の定、まいさんは今日は7時過ぎにお目覚め。
もうじき冬休みだが、たきがは、朝から晩までまいさんの生活っぷりを見てみたいなぁ。のんきな冬休みだからできる相談。
たきがはは1匹のはむこさんしか飼えない。
複数のペットを飼って、みんな同じぐらいに可愛がってやれない。
たきがはの愛情と情熱は全部まいちんのもの、2匹以上飼って、色や性格の違いなんて楽しめない。
今そこに、この世で1匹だけのまいちんをめいっぱい可愛がってあげたいよ。
たきがはは年に1回しか昇級試験も受けられないだろう。
今年は7級取れたから、来年は6級取れるように頑張ろう。
6級になると剣と杖を買わされる。
覚えることはどんどん増えて、1年に1回でも難しくなるかもしれないもん。
たきがはは無神論者なんで、都合のいい時だけ「めりー・くりすます」なんて器用なことはできない。
「神様ありがとう」のゴスペルも割り切れずに諦めた。
唄うのなら人間の歌。軽やかに飛んでいくのではなく、世の中をはいつくばるような歌がいい。
えらい久しぶりにまいさんの体重を量ってみた。30グラム。
軽い。相変わらずジャンガリアンハムスターの平均ぎりぎり。
しかしまいさんは豆腐をよく食べ、野菜も最近はよく食べ、2日に一度は種子類もよく食べている。
これはやはり体質というやつなのだろうなぁ。
ほんとにジャンガリアンが太りやすいのか大いに疑問。
朝起きたら雪だった。道理で寒いわけで、たきがは、無精にもこたつを出さないでいたら、足の指がしもやけくさい。
大ぴーんち。
ってわかってるならこたつ出せよ。
しょうがないので今日はうちで大掃除やー!と決意したのもつかの間、まいさんの豆腐を買いに行かなければならなかったことを思い出し、たきがはは青ざめるのだった まる。
しょうがない、銀行に行って年末年始に要りそうな金を引き出し、明るいうちにスーパーにごう。
自分のためならさぼっちゃうけどな。
まいさんのためだとさぼるわけにはいかないもんな。
と言って、「コミケ」ってなに?と思ったあなたはある意味、まっとうな暮らしだと思いまふ。
昨日の雪にすっかり行く気なし、だめだめモードのたきがは、今日の天気が悪かったら行かねぇと思っていたのに、朝から好天気。
ううむ、まぁ、年に2回のお祭りだし、気になるサークルさんもあることだし、出かけてもいいか。
と、Yahoo!で路線検索。そういえば、東京方面に行くのも久しぶり。冬休みには映画の1本も見たいのぅと言ったのは寝言だったのだな、こりゃ。
で、出かけたのはいいが、どうしてコミケの帰りってあんなに疲れるんや? 切符買うのにえらい並ばされて、なんかもうへとへとな帰り道。
しかも、お目当てのサークルさんは実は昨日だったことが判明。下調べぐらいして来いよ、と思いつつも、「はじめの一歩」の欠巻を帰りに手に入れてうはうは。
うち帰って、まいさんと和んだのはお約束。
大晦日の雪は東京では21年ぶりだそうで。
たきがは、外で年越しそばを食べるのを断念する。
まいさんと例によってのんびりと和んでいたら、ついに本格化したしもやけがかゆいかゆいかゆいかゆいんだよー!!!
たきがは、慌てて風呂に飛び込み、熱いお湯に足をひたすこと30分。やっとかゆみが収まった。
とばたばたしているうちに年越しまで1時間。
なんかさんざんな年末だな(自業自得という言葉を知ってるか、たきがは)。
ビデオあってもケーブルが1本足りないのでテレビも見られず。
そのうちに近所の寺から除夜の鐘が聞こえだし、2004年は暮れていったのだった。